頭痛を起こす?後頭下筋群のお話

頭痛 頭痛の話
肩こりからくる頭痛

はぐるま堂のかたこり頭痛の見解

頭痛への施術に関しては「肩こりからくるもの」を施術しています。
あまり頭痛が強い、またはずっと続いてる方は、先に病院で検査しましょう。

当院では、肩こり頭痛に対しては「後頭下筋群」の動きの偏りと第二頚椎と背骨自体の動きの悪さを調整しています。

まずは後頭下筋群からの説明していきます。

後頭下筋群とは

後頭部の筋肉です
黄:小後頭直筋
緑:大後頭直筋
ピンク:下後頭斜筋
紫:上後頭斜筋

後頭下筋群はこの赤丸のところです
4つの筋肉になります

内臓や血管、または脳が影響していない場合の頭痛にはこの4つの筋肉が影響している部分があるようなんです

頚椎2番目についている筋肉が3つあります


姿勢などの不良により頚椎のカーブが強くなったりストレートネックなどの影響を受けて頚椎の動きに問題が出てくると、2番目の頚椎の動きが邪魔をされます。

一番上の頚椎は、どちらかというと頭蓋骨にきっちりはまっています。
そこまで大きく動くようにはできていません。

ここからは当院の見解になります

なぜ頭痛になる?

この上記の後頭下筋群が、頚椎や姿勢の影響を受けて固まったりしているようで
その固まった状態を脳が感知して「ストレス」として認識しているようなんです。

ちなみに神経はこちら

黄色が神経です

これだけ神経があれば、後頭下筋群が固まったら認識できてしまいそうですよね…

はぐるま堂の頭痛施術


当院では、拡張性頭痛や血管系、脳からくる頭痛でなければ
まず肩をほぐした後に簡単な頚椎の動きを出す矯正をしています。

勢いつけて回すというのもできなくはないんですが、危ないですし、施術する側も怖いので
僕はあまりやりません。

勢いをつけなくても頚椎は矯正できますが、もっと当院が大事にしているのは胸椎の矯正です。


赤い丸のところは、猫背になった時に頭の重さをかなり強めに受けます
首を動かす際に支点となる部分です

長年のデスクワークや、猫背が強くなっている方で、この部分がかなり背中側に出っ張っている方がいます。

もともと隆椎といわれるほどちょっとだけ出っ張っている場所ではありますが、それ以上出っ張っています。

この隆椎の状態を効果的に矯正して背骨の状態から改善するように施術をしています。

ご自分で症状を緩和されたい場合

ご自分でできる簡単なやり方をご紹介いたします。

背中の丸まりが強くなっているのが原因の一つになりますので、背中を伸ばしつつ肩甲骨を動かすのが良いです

ストレッチポールをお持ちならこんな感じでやってみてください
(お見苦しいのはご勘弁ください)

ストレッチポールをお持ちでない方の場合は、①のところに枕などで10cmほど高くして行ってください

1,仰向けに寝た状態で、画像のようにする

2、腰を床に密着させた後、肘と前腕を地面に対して水平を意識したまま腕を耳に着けるようにバンザイする

3,バンザイ→戻すを5~6回繰り返す

これをやると
「胸椎を伸ばす効果」があります

仰向け時に肩甲骨が動くことでより背骨が動きやすくなるので、ぜひやってみてください!

やり方がわからない場合や、症状のご相談などは
公式ラインやお電話にてご相談お待ちしております!